▼低コストかつ高機能の賃貸管理システム▼
不動産の賃貸管理業に必須とも言える賃貸管理システム。
賃貸管理システムが一本あるだけで、人件費削減・業務効率改善に大きく役に立ちます。
一般的に賃貸管理システムは有料(月額費用)が掛かってきますが、昨今では無料で使える賃貸管理システムやエクセルが登場しており、開業初期や個人事業主の方などでも気軽に導入することが出来るようになっています。
しかしながら、無料の賃貸管理システムやEXCELを導入することはおすすめではありません。
本記事では無料の賃貸管理ソフトやEXCELをおすすめできない理由をテーマにご紹介いたします。
無料の賃貸管理システムやEXCELをおすすめできない理由
- 無料システムでできる範囲は限られている
- アップデートがない
- アフターサービスがない
- セキュリティが担保されない
- 複数人での操作が難しい
1.無料システム・EXCELでできる範囲は限られている
まず一番のデメリットと言えるのが無料システムでできることは限られているということが挙げられます。
無料の賃貸システムでできる機能は主に2つです。
- 物件情報管理
- 入金管理
残念ながら「物件情報管理」「入金管理」を同時に満たすサービスは弊社調べでは存在せず、いずれも単体の機能のみを利用できるものとなっています。
そのため複数の機能を利用したいといった場合は、それに合わせて複数のサービスと契約必要があり、せっかく業務効率化を行っているにもかかわらずデータ共有などの煩雑な作業を自分の手で行わなくてはならないのです。
これでは本末転倒といった事態になりかねませんし、最悪より多くの時間コストを浪費しなければならないといったケースに陥ることもあるので注意が必要です。
2.アップデートがない
無料の賃貸管理システムは、基本的にアップデートがありません。
万が一アップデートされない無料システムを利用している際に、
- 宅地建物取引業法の改正
- マイナンバーなど国主導の制度変更
などがあった際に、既定の作業や基準を満たしていないまま業務が進んでしまうことなども起こりえます。
また何より、せっかくITツールを使っているのに時代の流れに取り残されるといったことにもなりかねません。
3.アフターサービスがない
「アフターサービスがない」というのは賃貸管理システムを利用する上で非常にネックとなるポイントです。
賃貸管理システムとは元々煩雑な業務をITによって効率化しているため、内部のシステムは非常に複雑な形になっています。
そのためシステム上に何かしらの問題が発生するリスクが高く、重要な情報を掲載しているにもかかわらず有事に対応してくれる手がないというのは非常に危険なことといえます。
また導入の際にもフォローがないことが多く、「ハードルの低い無料ツールから始めよう」といって手を出してみたものの、返って使い方がわからずハードルの高さを感じてしまうこともあるでしょう。
4.セキュリティが担保されない
有料の賃貸管理システムは、ある程度の保護責任が発生するためセキュリティー面にもコストをかけます。
しかしながら無料の賃貸管理サービスでは有事に責任問題に発展するリスクが低いだけでなく、そもそもセキュリティー周りにお金をかけるだけの十分な収益を得られていないことから、安全性にはある程度のリスクがあると言えます。
決して脆弱なサービスばかりというわけではありませんが、有料のツールと相対的にセキュリティが弱いのは間違いなく、重要な情報を扱うという観点では慎重にならざるを得ません。
また、アップデート機能を備えていないサービスに関しては、とりわけ安全性の担保がなされていないので注意が必要です。
5.複数人での操作が難しい
無料の賃貸管理システムの多くは複数人で作業するグループウェア機能を搭載していません。
そのためGoogleスプレッドシートなどを使い社内で共有しながら情報管理をしているというケースでは、返って劣ったサービスのように感じてしまうかもしれません。
中には共有して閲覧のみ可能といったものもありますが、基本的に保存したデータを改めて共有するなどする必要があり、同時編集ができない仕組みになっています。管理に携わる人が複数に及ぶ場合は、無料の賃貸管理はあまりおすすめできません。
結局のところ無料の賃貸管理システムを導入したとしても
業務を効率化させたいなら必ず有料の賃貸管理システムを使いましょう。
結局のところ無料の賃貸管理システムを導入したとしても、月額費用がかからないだけで、本来の目的である
- 業務効率の改善
- 人件費の削減
- 漏れのない管理
などを実現することはかなり難しいと言えます。
賃貸管理システムを導入するのであれば必ず有料の賃貸管理システムを導入しましょう。
下記の表で有料と無料の比較表を作成しましたので是非参考にしてください。
有料と無料の賃貸管理システムの違い
有料 | 無料 | |
コスト |
低価格から導入できる |
無料のため◎
|
業務の効率化 |
機能が充実しており |
特定の業務のみ |
ミスの削減 |
幅広い業務で |
特定の業務のみ |
機能性 |
不動産管理に関する |
主に1つの機能しかなく |
セキュリティ |
アップデートなども多く |
アップデートが少なく |
簡易性 |
気軽に始められる |
機能が簡潔なため 簡易性では勝る |
連動性 |
多くのサービスと |
連係できるサービスは |
それでもコストが気になる方はこの2社がおすすめ
賃貸管理システムを導入するなら、必ず有料システムを推奨しますが、
- 月額料金がどうしても気になる・・
- とりあえず安価なものをとにかく試したい・・
という方は下記の2社がおすすめです。
賃貸名人
\【TVでも話題】圧倒的低価格の賃貸管理システム/
コスト重視で選ぶのであれば、賃貸名人は必須です。
低コストなのに必要な機能がすべて詰まっているため、これ一本で賃貸管理業務を効率化することができます。
オンラインデモもあるため、本格導入前に試すことができます。
初期費用 | 198,000円~ |
月額課金 | あり |
らくらく賃貸管理
らくらく賃貸管理は月8000円から導入できる賃貸管理システムです。
安いだけでなく、しっかりとした機能とマニュアルで賃貸管理システムが初めての方でも安心して利用することができます。
一日あたり300円前後で利用できるのも大きなメリットです。
初期費用 | あり |
月額課金 | 8,000円 |
まとめ
無料の賃貸管理システム・エクセルを推奨できない理由いかがでしたでしょうか。
業務の効率化や、ミスの削減に関しては、これらを享受できる業務の範囲こそ狭いですが、特定の業務に関して言えば有料版とあまり遜色なく目的を達成できるでしょう。
しかしながら、機能性・セキュリティ・連動性といった部分では有料版に劣り、先にも述べた5つのデメリットにつながります。
無料版の賃貸管理システムを使うということのマイナス面にもしっかりと目を向け、慎重に比較・判断していただければと思います。
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