お世話になります。
ミカタ株式会社の荒川です。
弊社では「追客自動化ステップメール」を提供してる関係から、多くの不動産会社様から追客ツールのコストについて質問されます。
前提として追客ツールを導入した場合、1つ成約すれば余裕で追客ツール自体のコストはペイできてしまうことがほとんどです。
ではネックなポイントは何か?ということを考えていくと「成果が出なかった場合」です。
成果が確約されていないものに対してどこまで許容するか?が追客ツール選びのポイントとなってきます。
追客ツールは「数字直結」のイメージがありますが、多くの場合それ以外の部分でも有益な効果をもたらします。
代表的な追客ツールを参考に見てみると
月額コスト | 効果 | |
KASIKA | 50,000円~ | 顧客管理・顧客育成 |
追客自動化ステップメール | 20,000円 | 顧客育成 |
Oeruka | 25,000円 | 顧客育成 |
SMSハンター | 9,800円~ | 顧客育成 |
細かい条件は異なりますが、多くの追客ツールでは自動的に顧客育成を行ってくれます。
※顧客育成とは徐々に見込み客をその気にさせ、最終的に自社のお客様になってもらうことを指します。
さらに具体的に。
下記は私が一括査定サービスに関わっていた時の顧客分布データです。追客ツールの顧客育成が活きてくるのは赤字の部分。
属性 | 比率 | 目安期間 |
すぐ売る顧客 | 15% | 1か月以内に販売活動に至ります |
少し時間がかかる顧客 | 15% | 1か月~3か月で販売活動に至ります |
時間がかかる顧客 | 30% | 3か月~1年で販売活動に至ります |
すごく時間がかかる顧客 | 30% | 1年~で販売活動に至ります |
いたずらの顧客 | 10% | 所有者ではない |
確実に数字になるのかどうかはわかりませんが、時間がかかるお客様の顧客育成できるのであれば、月額数万円のコストはかなり安いといえるでしょう。
おそらく営業マンが長期追客と顧客育成を手作業で行っていたら、100万円以上のコストがかかるはずです。
乱暴な考え方ですが、
- 営業マンひとり採用して失敗した際のコスト
- 追客ツールを導入して失敗するコスト
であれば後者のほうがはるかに安く済みます。
そういう意味でも追客ツールは是非多くの不動産会社様に導入していただきたいと考えています。
ご参考に。