不動産賃貸仲介の売上UPにおすすめの顧客管理システム3選

顧客管理システムを検討する際に、重要視すべきポイントは何でしょうか？

分析のしやすさ、タスク管理、他システムとの連携の豊富さなど様々考えられますが、不動産会社様としては、やはりシステム導入によってどれだけ売上をあげられるのか、が最も重要ですよね。

今回は賃貸仲介の売上UPにおすすめの顧客管理システム3つを比較・ご紹介したいと思います。

消費者に選ばれる不動産会社とは

不動産情報サイト事業者連絡協議会により発表された「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果（2020年）によると、顧客が不動産会社に求めるものトップ３は

1. 正確な物件情報の提供
2. 物件に対する詳細な説明
3. 問合せに対する迅速な対応

でした。

今回は、導入することで上記３点を満たすことができる顧客管理システム（CRM）をご紹介いたします。

1. ノマドクラウド

1つ目はイタンジ株式会社が提供するノマドクラウドです。全国1000店舗以上で導入されています。

ノマドクラウドの強みは、追客に特化した顧客管理システムである点です。顧客データ一元管理のさらにその先の追客をして、来店・成約獲得をするための数多くの機能が備わっています。

ポータルサイトからの反響は即時取り込みされ、自動返信メールも同時送信されるため、初回対応の早さは最速級です。営業マンが内見案内中でも、社外から反響確認やメッセージ送信ができるスマホアプリも用意されていて、スピーディーに顧客とやりとりできます。さらに、顧客自身で来店予約が予約カレンダーからとれるようになっており、夜の反響の時間帯でも来店予約を受け付けることが可能です。

物件の正確性という点では、リアル業者間サイトITANDI BBと連携しているために、正確で写真付きの詳細な物件情報をお客様にお届けできます。

2. いえらぶCLOUD

2つ目は株式会社いえらぶGROUPが提供するいえらぶCLOUDです。ホームページなども含めると、全国15,000社の導入実績を誇ります。

いえらぶCLOUDの強みは、業務の幅広さです。自社ホームページからの反響を取り込み、顧客を登録し、追客状況の更新まで一貫して自動化することができます。

マッチングメール機能を使うことにより、配信メールを自動化し、見込みの薄かった顧客にも接点を持ち続けることで追客力を強化することができます。開封やアンケート回答など、反応があった顧客に戦略的にアプローチを行いましょう。

いえらぶCLOUDは、反響分析にも強みがあります。仲介業務を行なっている方にとって、問い合わせが増えやすい物件を明確に把握することは非常に重要です。カテゴリー別で反響のあった物件を分析することで、効果の高い掲載媒体を抽出したり、人気の出やすい物件の傾向を知ることができます。

3. いい生活のクラウドSaaS

最後は株式会社いい生活が提供するいい生活賃貸クラウドです。

いい生活賃貸クラウドの強みは、物件情報のメンテナンスが非常に楽な点です。コンバーター機能や、自社ホームページ反映、チラシ出力にも対応しているため、簡単に正確な情報を反映させることができます。更新漏れを防ぎつつ、余った時間で反響対応や追客をして売上UPを計りましょう。

他に、反響のあった顧客に対して物件画像入りのメールを自動配信し、返信が来ないお客様がいればアラートでお知らせするなど細やかな機能を求めている場合はおすすめです。マネージャーも店舗スタッフのメールを確認して、スタッフの能力底上げを狙えます。

まとめ

顧客管理システムの中でも、売上UPに目的を絞った上でのおすすめをご紹介しました。

不動産DX、デジタル化などと叫ばれるようになり、様々なサービスが登場していますが、しっかりと目的を意識してシステムを選ぶことが重要です。

「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果（2020年）などによるお客様のニーズ（1. 正確な物件情報の提供、2. 物件に対する詳細な説明、3. 問合せに対する迅速な対応）をしっかりと意識した業務改善を行い、売上アップを目指しましょう。